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2016-07-07

ペドリート・マルティネス・グループ / ハバナ・ドリームス

ペドリート・マルティネス・グループ / ハバナ・ドリームス

01. Mi Temprestad
02. Compa Galletano
03. Dios Mio
04. Rescuerdos
05. Encantamiento Yoruba
06. Tribute A Santiago De Cuba
07. Antadilla
08. Tuve Una Revelacion
09. Habana Dreams

独特な色彩と生活をもつ躍動的なキューバの首都ハバナとニューヨークにて録音したPMGのセカンドアルバム。心に響くボーカル、キューバ生まれの自身のルーツに根ざした卓越したパフォーマンス力、スター性を兼ね備えたその才能とカリスマ性は、パーカッションの神童としてジャズ界を駆け抜けた奏者がサブー・マルティネスを彷彿するラテン・ジャズ界の新たな扉を開いた新スター。

ジャンルの枠を超越しパキート・デリヴェラ、スティング、ウィントン・マルサリス、ジョン・スコフィールドと共演してきたペドリート・マルテイネス。自身のグループで圧巻のパフォーマンスを繰り広げる待望のセカンドアルバム。


2016-06-20

無人島レコード

無人島レコード / mujinto record
01. 回想列車
02. サヨナラDAYS
03. デレデレしちゃう

 金杉裕介 g,vo
   金杉憲明 g
 松山 徹 dr
   石田大士 b

金杉裕介 ボーカルギター 
金杉憲明 ギター 
丸山徹 ドラム 
石田大士(The Remember Me) ベース 

わずか3曲かぁ……もう少し聴きたくなる。そういうところを狙ったのかな? 
これ以上聴きたければライヴへ来い、ということか?

乾いたサウンドとポップなメロディー、少しアーシーでロックっぽい印象を持つ。クレジットにはないがメンバーほぼ全員ヴォーカルも担当する(おそらくはギターの金杉
憲明 はうたわなかったか?)。コーラスワークをもっと強調すれば心地よいメロディーと石田大士のグルーヴ感のあるベースも全面に押し出せるのかもしれない。
個人的には「サヨナラDAYS」が一番好きで、この歌のなかにある世界観こそが彼らの「うたいたいこと」のような印象を受ける。たくさんのバンドがあるなか、無人島レコードはその「うたいたいこと」を持つ数少ないバンドのひとつだろう。

2016-05-20

オクノ修 − ホジキンソンさんの言うことには

オクノ修 の13年ぶりの新作『ホジキンソンさんの言うことには』

1. ホジキンソンさん
3. 靴みがきの空 ──Shoeshine Boy 新宿 '69
4. 私には
5. 去年の夏
6. ダブリンから
7. あふれるもの
8. われわれ
9. フラリフラフラ
10. 思い出すあの頃は
11. ハモニカにあわせて
参加ミュージシャン:船戸博史 コントラバス
めめ スティールパン
吉田省念 チェロ

2. さよならハッピネス



        

2016-04-07

マール・ハガード他界

カントリー・ミュージックの大御所のひとり、マール・ハガードが肺炎による合併症で他界した。享年79歳。

わたしは2005年に10回、マール・ハガードのライヴを観た。最初はシカゴのオーディトリアム・シアター(04-01-2005〜04-06-2005)で。その次はニューヨークのビーコン・シアター(04-25-2005〜04-30-2005)。ボブ・ディランのオープニング・アクトだった。

武骨で男っぽいイメージのあるマール・ハガード。社会的な異端者の内容を持つ歌と相反するようなやさしいメロディーは哀愁を感じさせる。しかしそのパフォーマンスは10公演すべてがまるで録画ででもあるかのように(セットリストも)同一のものだった。ライヴ感などというものは微塵もない。当時のジャム・バンド的で、めまぐるしくセットリスト、演奏形態が変化するボブ・ディランのコンサートとは対照的。そのためシカゴ公演の3日目にはかなり閉口し、飽きてしまっていた。4日目、それは苦痛に変わり、5日目には「今日で終わる」という安堵感さえ抱いた。ところがシカゴ公演が終了すると、なぜかマール・ハガードが聴きたくなる。その気持ちはだんだんとたかぶり恋しくなる。「よし、今度はどこまで同じか? 彼がステージに現れてセンターマイクに辿り着くまでの歩数。ヒット曲『ファイティン・サイド・オブ・ミー」の演奏時間。センターマイクからピアノに向かうタイミング。そのすべてを数え、計ってやろう」という気持ちになっていた。実際は途中であきらめたが、ポール・マッカートニーのパフォーマンスよりもはるかに画一的だったように記憶している。
ニューヨーク公演が終わるころ、それまで彼の歌が好きで聴いていた自分が過去のものであるような気がした。そしてそのときのわたしは新しいマール・ハガードのファンとしてその場にいたのだ。

Bob Dylan Cover / Sing Me Back Home

2016-03-25

ラディカル・フェイス / ザ・ファミリー・ツリー:ザ・リーヴス


ラディカル・フェイス / ザ・ファミリー・ツリー:ザ・リーヴス
イメージ 1

作家が本を書くようにしてアルバムを作りつづける米フロリダ州ジャクソンヴィルの才人ベン・ クーパーのメイン・プロジェクト=ラディカル・フェイス。長年、彼がライフワークとして取り組んできた「家族」をテーマにした「The Family Tree」三部作の最終作『The Family Tree: The Leaves』がついに完成しました。デビュー作『Ghost』製作時より構想し、実に8年をかけて完結させた一大巨編。

2016-03-14

トビアス・ヴィルデン

 アーティファクツ / シーンズ・ピアノ・ワークス

北ドイツの鬼才トビアス・ヴィルデンが前作のギター・アルバムにつづいてインターネット上で配信していたピアノ小作品を初CD化。もう「美しい!」の一言。

2015-09-09

イサジ式 / いつか来た道 - music

sale on Hoy-Hoy Records
武蔵野フォークを継承し、イラストレーターとしての顔も持つイサジ・ツトムの遅過ぎるソロ・デビュー・アルバム『いつか来た道』。
中川五郎、佐久間順平、中川イサト、今井忍(アーリータイムス・ストリングス・バンド)らとのグッドフェローズからも四半世紀が経とうとしている。近年は今井忍とのハイビスカスとしても活動していたが……つ、つ、遂にぃ〜。朴訥としたヴァーカル・スタイルとサウンド。その先に(靄がかかっていて明確ではないが)なにか遠い昔の風景が広がっていそうなコトバが耳底にこびりつく。

参加ミュージシャン:今井忍、ロケット・マツ、岡嶋ブン、岡澤敏夫、岡崎カコ、茂村泰彦



2015-08-29

キャンド・ヒート / ソングス・フロム・ザ・ロード - music




キャンド・ヒート / ソングス・フロム・ザ・ロード (CD+DVD)

2015年3月、ドイツで収録されたライヴ。結成50周年かぁ〜、60年代からバンドを牽引してきたドラムのフィト・デ・ラ・パラを中心に、同じく60年代当時のベーシスト、ラリー・テイラーやニューオーリンズのベテランハーピスト、デイル・スポルディングらを率いてバンドは……まぁ、健在。というか、メンバーが健在というべきか? 健康なことはいいことだ。

CD        
1. On The Road Again
2. Time Was
3. Don't Know Where She Went (She Split)
4. Nighthawk
5. So Sad (The World's In A Tangle)
6. Going Up The Country
7. Oaxaca
8. Chicken Shack Boogie 
9. Future Blues
10. Cristo Redentor
11. Amphetamine Annie
12. Rollin' And Tumblin'
13. Let's Work Together
14. Euro Boogie

DVD
1. On The Road Again
2. Time Was
3. I'm Her Man
4. Don't Know Where She Went (She Split)
5. Nighthawk
6. So Sad (The World's In A Tangle)
7. Going Up The Country
8. Oaxaca
9. Chicken Shack Boogie
10. Have A Good Time
11. Future Blues
12. Cristo Redentor
13. Amphetamine Annie
14. Rollin' And Tumblin'
15. Let's Work Together
16. Euro Boogie


2015-08-24

ニッキー・ブルーム&ザ・グランブルーズ / ラヴド・ワイルド・ロスト


ニッキー・ブルーム&ザ・グランブルーズ / ラヴド・ワイルド・ロスト

う〜ん、ポップになったなぁ。ニッキー・ブルームがかわいいからずっと気にしていて、基本、カントリー・ロックだから、いつかはこうなるだろうと想像していたけど……。グランブルーズがけっこうヤボったいオサッン(演奏はいいけど)なので一緒にやっている限りは絶対、アカぬけないだろうし、グレース・ポッターほどにはならないと思うけど。
夫婦(亭主はティム・ブルーム)デュオでやっていたころからファンの方、西海岸ロックが好きな方には「ラヴ・ユア・ラヴド・ワン」がオススメ?


Loved Wild Lost by Nicki Bluhm and 
the Gramblers (2015-04-21) 【並行輸入品】

                               


2015-06-14

石田ショーキチ / My Oldest Numbers vol.3

石田ショーキチ / My Oldest Numbers vol.3 ¥2500


昨年3月に亡くなられた、日本ギターの名工「矢入一男さん」を偲び、石田自身が20年以上愛用している、78年製K.Yairi12弦アコースティックギターで録音したアコースティックアルバム。
オリジナルのセルフカバーに加え、大滝詠一の名曲「カナリア諸島にて」や自曲とT-REXのオリジナルメドレーなどなど、アコースティックらしからぬ多彩で異彩なプログラムが光る!



1. Moonbase
2. 恋のディスタンス
3. Raspberry Belle
4. Nautilous Boogie (さよならノーチラス号/20th century boy/Get it on)
5. カナリア諸島にて
6. Live+Drive
7. Cheeky
8. タイム
9. (Love Is Like) A Heat Wave
10. コスモゼロ





2015-05-23

アナ&ミルトン・ポポヴィッチ / ブルー・ルーム

2013年に来日し、ブレイク寸前の美魔女系ブルース・ギタリスト、アナ・ポポヴィッチの新作は「娘に手を出すな!」と言わんばかり実父とのデュオ・アルバム『ブルー・ルーム』。父親とともに聴いたジミー・リードやジョン・レノン、トニー・ジョー・ホワイトらのカヴァー・アルバム。

アナ&ミルトン・ポポヴィッチ / ブルールーム
01. Catfish Blues
02. I'm Losing You
03. Evening Shadows
04. Grant Spivey
05. Somebody
06. Did Somebody Make a Fool Out of You
07. We Used to Know
08. Rainy Night in Georgia
09. Red River Blues
10. Baby River Blues
11. Tupelo


フィッシュ / アムステルダム 97 / カリーニ




フィッシュ / アムステルダム 97 / スタッシュ



フィッシュ / アムステルダム 97 / ゴースト


マデセン・ウォード &ザ・ママ・ベア / スケルトン・クルー

このデュオは母子なのだろうか?
新しさはなにもないけど、とてもほんわかした気分になる。

                   

2015-05-22

レオン・ブリッジス / カミング・ホーム

既聴感は逃れられないが、もしかするとものスゴいアーティストの出現かもしれない。

レオン・ブリッジス / カミングホーム





2014-07-30

the album of the day - Qui




Qui - 2
ジャズ・ロックなのか?
ジャムなのか?
クラブ・ミュージックか?
プログレッシヴ・ロックか?

01.introduction 
02.heavy flight 
03.rain 
04.alnica 
05.yashi 
06.shiranui 
07.maze 
08.sea anemone 
09.choute des fuilles 
10.5g6k
 

2014-07-24

the album of the day - ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密

わたしの乱雑なCD棚のなかでももっとも目立つカヴァー。鮮やかなブルーとイエローが印象的で、これがT-Bone Burnettのプロデュースでなくとも手にとってみたくなるようなものだ。かなり夏向きのデザインなのだ。
映画「テルマ&ルイーズ」(1991年作品)の作家Callie Khouri の脚本なのだが、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」(2002年作品)のほうはほとんど記憶にない。「テルマ&ルイーズ」がとてもよかったからかなぁ? しかしサウンドトラックは(T-Boneのプロデュースということもあって)圧倒的に後者のほうが印象に残っている。今となっては、かなりT-Bone臭もするが。その独特の匂いはやはりブルースだろう(おそらく、映画の内容とリンクしていると思うのだけど)。Jimmy ReedやSlim Harpoがアルバムのアクセントとして用いられ、Taj MahalやMahalia Jackson、Ray Charlesの都会的なそれの挿入もT-Boneならではならではと推測できる。もしかするとLauryn Hillもかなぁ。Bob Dylanの(当時としての)新曲は、ある意味、お決まりのようにも思える。Richard & Linda Thompson、Alison KraussはいかにもT-Boneが好きって感じがする。数年前に(念願かなってか?)Alisonのプロデュースも手がけているからなぁ。彼女を手中に収めることはある意味、アメリカン・ミュージックの頂点に達することだもの。南部のAlison、北部のNatalie Merchant……そして映画業界との接点。Ry Cooderのサウンドトラックにはない、戦略的なT-Boneの手法(けっして悪い意味ではない)が見え隠れする。それにしてもいいアルバムだなぁ〜。Ann SavoyやMacy Grayも忘れてはいけない。T-Bone自身もテキサス出身。南部色の濃い作品作りはお手のモノだろう。
映画もサウンドトラックもソニー。そして、ソニー所属のLauryn HillもBob Dylanも素晴らしい新曲を聴かせてくれている。こちらも戦略的だけど……すべてがうまく思惑とおりにいった作品なのだろう。

01. Blind Uncle Gaspard / Assi Dans La Fenetre de Ma Chambre
02. Vincent & Mr.Green / Drug State
03. Jimmy Reed / Found Love
04. Ann Savoy / C'est Si Triste
05. Ann Savoy / Lulu Revenue Dans La Village
06. Ann Savoy / C'est Un Peche de  Dire Un Mentire
07. Macy Gray / I Want to be Your Mother's San-in-Law
08. Taj Mahal / Keepin' Out of Mischief Now
09. Jimmy Reed / Little Rain
10. Jimmy Reed / Ain't That Lovin' You Baby?
11. Richard & Linda Thompson / Dimming of the Day
12. Lauryn Hill / Seloh
13. Slim Harpo / I Got Love If You Want It
14. Ray Charles / Lonely Avenue
15. Alison Krauss / Sitting in the Window of My Room
16. Mahalia Jackson / Walk in Jerusalem
17. Tony Bennett / If Yesterday Could Only be Tomorrow
18. Bob Dylan / Waitin' for You
19. Bob Schneider / the World Exploded onto Love



ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密
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