Roll on Road Diary

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2011-06-04

I am a Patriot

金森幸介はとても義理硬い人だ。
6月1日から開かれていた森英二郎さんの個展(ARABESQUE 矢吹申彦、森英二郎、信濃八太郎の3人展 – 銀座・ギャラリー悠玄)を観るためだけにわざわざ上京した。

「幸介くんにはギリギリになるまで個展のことはいわんとってなぁ。でないと、彼はまた『観に来る』ゆうから・・・・」
昨年末に森さんから指令を受けていたので「わたし」は貝になった。森さんはとてもいい人でいつも金森幸介のことを思いやっている。
後日、森さんの意思を金森センセイにお伝えしたところ・…
「そうや。おれはそういう男や。義理堅いねん。オマエもそういうところを見習わんとアカン。わかったなぁ、定吉」

「さ、さ、定吉!?」
いつから「わたし」は「定吉」になったのか?
「わたし」は線香か!?

貝になっていた「わたし」ではあったが、ときどきは砂を吐き出すために「センセイ、東京でライヴをやりましょうよ?」とお誘いをしていた。しかし、その都度に
「東京ではやらん。おれには大阪を捨てることはできん。大阪で生まれた男やさかい。Hold Me Tightや。そんなこともわからんようになったんかぁ~」

ベタな歌を2曲つづけたわりにはイマイチな返し。
「要するに仕事したくはないだけでしょ」と「わたし」は心のなかで呟いた。

大どんでん返しが起きたのは、この後である。
正確には4月27日、大阪・心斎橋でのことだ。センセイはオカラを頬張りながらこういった。
「6月上旬に東京で歌われへんかなぁ。焼津のぉ」
「や、や、焼津!?」
いつから「わたし」は「半次」になったのか?
もしやセンセイは素浪人花山大吉? 道理で、オカラを食べていると思った。

「お言葉ですがセンセイ。せめて3ヶ月、否、2ヶ月前にいっていただかないと~」
「わたし」は即答した。
「そ、そ、そうか。わ、わ、わかった」と気まずそうに言葉を濁した・…自分が悪いと反省したのではない。センセイはオカラを喉につまらせただけであった。
そして翌々日、「わたし」は東京で森さんに会った。
「だってぇ~言いたくなったんだもん」
と、いつもクールな森センセイのお言葉をいただいた。

60歳を過ぎた男たちの幼児回帰はもうはじまっている。






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