2018-07-20

ロス・フォアマン追悼上映会 at チェコ大使館





今月に入って「カッコーの巣の上で」「ヘアー」「マン・オン・ザ・ムーン」を撮ったの映画を2作品を見た。まずチェコ時代最後の「火事だよ!カワイ子ちゃん」(67年)、アメリカへ移ってからの初作品「パパ / ズレてるぅ!」(71年)。今年、4月にミロス・フォアマンが他界したので、その追悼上映会があったのだ。
どちらも素人俳優の即興演技で、この時代は多かったらしいけど、めちゃくちゃオモシロかったなぁ〜! 何回も声を上げて笑ってしまった。

2作品とも有名な映画ではなかったので「解説」者がいて、「火事だよ!カワイ子ちゃん」にはチェコ文化センターの人、「パパ / ズレてるぅ!」には東大准教授の研究家さんが上映前後にお話をしてくれはった。東大准教授の研究家さんは「商業的には成功しなかったので、(ミロス・フォアマンは)米国に亡命し、ハリウッドを目指した」って話していて、「チェコ的な作品」だと明言していた。その理由はミロス・ファアマンのインタヴュー集にそう出ていた(らしい)。研究家でありながら他者のインタヴューをカンタンに信用するんだなぁ、とも思ったけど、まぁいいかぁ。この春まで生きていたんだからインタヴューへ行けばよかったのにね。それと「チェコ的な」っていう形容はあまり理解できなかったなぁ。ほとんど「ティーチ・ユア・チルドレン」みたいな内容だったし。
ちなみに「パパ / ズレてるぅ!」にはティナ・ターナーやウルトラ・バイオレット、ソロ・デビュー直前のカーリー・サイモンらが出演していた。

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