2016-06-22

有山じゅんじ・三宅伸治 live at 吉祥寺 MANDALA2

有山じゅんじにはやっぱりマーティンがよく似合う。
それも0017が。

今年3月に正式に復活した有山じゅんじ。
約8ヶ月間の癌治療期間を経て、無事にライヴ活動を再開した。
当初は元の声に戻るか、否かも懸念されたが、発症した箇所が幸いし元通りへ。それでも長期間使わなかった声はキーを下げて歌うしかなく、オープンチューニングを多用したライヴで、トレードマーク?のマーティン0017は使用していなかった。
しかしこの日は7割はマーティン。本人曰く「三宅伸治がいたから」なのだけど。

「だいぶ(声が)戻ったやろ?」
うん。
「でもなぁ、まだひとりでライヴやるのん不安やなぁ」
そらそうやと思う。まぁゆっく戻していくのがいい。

この日は三宅伸治がソロで「ロックンロール・ジプシーズ」、デュオで「ファーザー・オン・ダウン・ザ・ロード」を演奏。ふたり、わたしも含めると三人のアイドル、ジェシ・エドウィン・デイヴィスのナンバーを披露。有山じゅんじのレパートリーのひとつである(彼の)「メイク・ア・ジョイフルノイズ」はイントロだけだった。
本編の最後は「アイ・キャント・ターン・ユー・ルース」のイントロにのせた有山じゅんじの「ぐるぐる」。前者はサウス・トゥ・サウス時代、後者は近年の定番のナンバーを組合わせるとこはなんとお有山じゅんじらしい……が、声に負担がかかりそうで少し心配。

「でも、『ぐるぐる』はやらんとアカン。だいじょうぶや!」

アンコールは「明日、元気になれ」。
この曲は他者へ向けて作られたモノだが、今は有山ファンが彼に向けてみんながうたっている。


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