2011-06-01

Here Come Those Tears Again

金森幸介からメールが届いた。
「5月のスケジュール、見てごらん。Peace.」

彼の歌通り標準語であることはさておき、これはわたしが管理する彼のオフィシャルhpのスケジュール欄のことを指している。わたしはそこで彼のスケジュールを重複させ表記していた。とてもマヌケな行為である。そのことに気づいた金森幸介は1行だけのメールをわたしに届けた。

「見てごらん」とはなんともやさしくもロマンチックな響き。まるで「見上げてごらん 夜空の星を」みたいではないか!

この短いセンテンスのなかに人間・金森幸介のやさしさを感じないヤツは人ではない。
わたしは彼の人格に心を打たれた。そしてこの美しい瞳から熱いものが溢れだした。

「センセイ、ごめんなさい」と北大阪の方角に向かい手を合わせ、跪いた・・・・そこへ電話が鳴った。

「アホか! ちゅう~ねん。たのむでぇ、しかし」

と、まるで横山やすしのような大阪弁。そのお声は、標準語でしか歌わない金森センセイ。
「オマエは《今週のうっかりさん》か? ちゅう~ねん」
関西テレビで放映されていたトーク番組「ノックは無用!」のコーナー《今週の○○さん》をもじったこの言い方は、♪1日中、テレビのことばかり考えてるぅ~ センセイではああ~りませんか!
「すいませんセンセイ。センセイほどご多忙な方ならスケジュールが重複していても当然のことだと思い・・・・」と嫌みとも受け取れる言い訳をしてしまったわたし。
「オマエは《今週のうっかりさん》か! 否、それを通り越して《永遠のうっかりさん》じゃ!!」

永遠のうっかりさん?

そこまで言われたらわたしも黙ってはいません。
「それをいうなら《うっかりさんの折り返し地点》といってください」
「折り返さんでええねん。折り返さんで。アホか! ちゅう~ねん。ホンマ。オマエ、いつか大八車で引き殺し足るからなぁ」
そうです。運転免許とお金のないセンセイは「真っ赤な大八車」が最高の武器なのです。






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